フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

生活保護 食品編

今年10月から生活保護を受けています。

ジョーカーは娘と私に毎月定額の養育費と生活費を支払わなければならない判決が6月に出ました。

にも関わらずジョーカーはほんの一部しか払っておらず8月から滞っています。私は貯金も底を尽きてきて10月にとうとう全財産70ユーロになってしまいました。

兵糧攻めをして私を苦しめたいのはわかるけど、そうすることで娘も間接的に苦しめていることにどうして気づかないのだろう。

お金がないと気持ちの余裕がなくなってきます。

これではいよいよ生活できなくなってしまう。

娘を守れなくなってしまう。

そこで私が取った行動は、公的機関のソーシャルワーカーのところへ相談に行くことでした。

必要書類↓

  • 銀行の過去3ヶ月分の残高証明
  • アパートの契約書
  • 公共料金の請求書
  • 離婚の判決文
  • 身分証明

を提出し相談した結果、わたしの状況がかなり切羽詰まっていることが伝わり、翌日市役所の福祉課に行って下さいと指示がありました。

翌日行ってみると、早速その場で40ユーロの小切手がもらえました。これは一週間分の娘と私二人分の食費です。

この小切手は近辺のスーパーで食品と衛生商品(歯ブラシ、生理ナプキン、シャンプー、トイレットペーパーなど)に限って利用できます。

そして翌週は小切手の代わりに現物支給をもらえることになり、年末までは現物支給、小切手と毎週交互にもらえることになりました。

現物支給とは、決められた曜日、時間帯に市内の某所に行くと

そこで家族の人数に応じて食品がもらえるのです。

毎回定番なのが

  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • 冷凍魚かハム
  • パスタ
  • ジャガイモピュレーの素
  • スープの素
  • 野菜の缶詰
  • 魚の缶詰
  • ラビオリの缶詰
  • お菓子
  • コーヒーか紅茶
  • トイレットペーパー
  • りんごかみかん

これで一週間しのぐことができます。

相談しに行ってから支給までが一週間もかからずスピード対応していただいたので本当に助かりました。

フランスの皆さん、ありがとうございます。