フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

娘のパスポートが更新できない

今度は娘のパスポート更新の件でジョーカーと紛争中です。

娘は日本国籍とドイツ国籍を持っています。

フランス(EU)ではドイツパスポートが娘の唯一の公式な身分証明書です。

私は 日本パスポート+フランス滞在許可証 のセットが公式な身分証になりますが

娘はドイツパスポートがあるので特にフランス滞在許可証は必要ありません。

 

しかし

 

娘のドイツパスポートが一年前から有効期限が切れているので私はフランスのドイツ領事館とコンタクトを取り一年半前から更新の準備を始めていました。

そこである事実が判明します。

7年前にジョーカーが娘の出生届をドイツ側に出したときにNamensführungという書類を提出し忘れていたために娘の苗字を変更しなければならなくなったのです。

フランスで生まれた娘の出生届はフランス側にもドイツ側にも 父親姓+母親姓 で届け出をしています。例えば Müller-Yamada 

日本側の戸籍とパスポートは 私の日本姓だけです。例えば Yamada 

私は結婚時に夫婦別姓を選びYamada(仮)のままなので娘の日本の戸籍も自動的に私の日本姓になりました。

 

そこで今頃になって ドイツ領事館から娘のドイツ側の苗字を父親か母親どちらの苗字を選択するように。そして選択したら速やかに日本側もフランス側の苗字も統一するように。と言われました。

ジョーカーも私も自分の苗字を娘に選択したいので話し合いは平行線です。

まともに話し合いできない状況なので弁護士も交えています。

 

私は娘のドイツパスポートのみMüller に変更するのなら受け入れることはできますが彼女の日本の戸籍もパスポートもMüller に変更するのは受け入れ難いと思いました。

 

日本領事館に確認したらドイツ側の苗字を変更したからといって日本側の苗字をわざわざ変更する必要はないと言うことだったので最終的には私が譲歩して父親姓を受け入れることにしました。

 

そして今年12月にドイツ領事館で日程が決まり娘のパスポート更新する予定でした。

ジョーカー、私、娘の三者とも同席しなければなりません。

 

しかしここ最近になりジョーカーが 娘のドイツパスポートが再発行されたら自分がパスポートを保管し華子には渡さないと言ったのです。

パスポートは娘の身分証なので娘が居るところにパスポートがないといけません。

 

ジョーカーが娘のパスポートを私に渡さなければ 私は娘を連れて日本に一時帰国も出来ません。EU国内でも例えば飛行機で移動する場合は娘のパスポートが必要です。

つまり私と娘は行動の自由がなくなるのです。

 

またジョーカーの嫌がらせが始まり頭を抱えています。

 

いろいろ考えて今できることはドイツ領事館にパスポートとIDカードの両方を申請し

双方がどちらかの身分証をそれぞれ持つことが出来れば良いのですが。

 

ジョーカーは私に嫌がらせしたい一心なのでしょうがそれが娘も苦しめていることに気づいて欲しいですね。

 

 

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