フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

生活保護 住宅手当編

前回は食品編でした。

今回は住宅手当編。

8月から娘と新居に引っ越しました。最初は公営住宅に申し込んでいたのですが空きが全くなく不可能でした。数年待ちとか、、、

不動産屋で探そうとしても働いていないので借りられません。

過去3ヶ月分の所得証明が必要なため。

インターネットで探して、個人的な賃貸物件も見学に行きましたがやはり収入がないと受け入れてもらえません。

途方に暮れていたところ、幼稚園のママさん友達の一人が

「主人が新しいアパートを賃貸用に購入してまだ借り手が見つかっていないから、もし興味があれば主人と一度話してみない?新築でまだ完成までに半月ほどかかるけど早ければ8月から入居できると思うから」

と言ってくれました。

早速会う約束をして当日私はこれまでの経緯を全部正直に話しました。

すると旦那様は

「あなたは今、人生最大のピンチに陥って困っている。あなたさえ良ければ8月から入居できるようにするから。養育費と生活費の収入のあてが毎月あるとはいえ、本当は無職の人には貸さないけどあなたは日本人ということで信用できる。娘同士も友達だし。これも何かのご縁だ。」

と言って下さいました。

外国人で無職、シングルマザーの私なのに信用してくださっていることが本当に嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。この信頼関係を崩さないように何があっても家賃は必ず最優先で延滞しないようにと心に誓いました。

そういう経緯で無事に娘と暮らせる家が見つかり8月に引っ越しました。

生活保護の一環の住宅補助に8月に申し込んでから待つこと3ヶ月。

10月から住宅手当を受けています。家賃の半額分が毎月支給されています。

本当に助かります。フランスの皆様ありがとうございます。

 

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