フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

弁護士探し

日本では双方に離婚の意思があり条件面も納得していれば離婚届にサインして提出するだけで成立しますがフランスはほとんどの場合お互いに弁護士を立てて離婚調停を経て離婚する場合が多いです。

 

かなりの時間、労力、お金がかかります。

 

私も弁護士探しから始めました。

私の場合三つ外せない条件がありました。

 

①離婚に強い弁護士であること

 

②貧困などの理由で弁護士費用の支払いができない人のための国からの弁護士費用サポート制度が適用できる弁護士であること

 

③英語かドイツ語でコミュニケーションが取れる弁護士であること(私のフランス語は込み入った内容の話ができるレベルではない。英語かドイツ語なら大丈夫)

 

以前相談していた女性センターから紹介してもらった弁護士にお願いしようとアポを取りもう一度訪ねてみました。しかし話した感じや印象が良くなくやる気を感じられなかったので違う人を探しました。

どうやって探したか

  • 地域の相談センターに行きドイツ語が話せる弁護士名簿をもらい片っ端から電話をかける
  • 住んでる周辺の離婚専門の弁護士をネットで探し片っ端から電話をかける

しかしほとんどが私の条件②を受け付けてくれなかったり、住んでいるところから遠すぎたりして見つかりませんでした。

その頃、同じ村内にも女性サポートセンターがあることを市役所で教えてもらいました。今までは隣村の女性センターに通っていたのです。

すぐに同じ村内の女性サポートセンターに行きスタッフの方に事情を話しました。するとすぐに動いてくださって私の条件全部を満たしている弁護士を紹介してくださったのです。二週間後にアポが取れました。

その弁護士は車で40分くらいのところなのですが女性センターの方が同伴してくれることになりました。

 

アポ当日、初めて会って話した弁護士M女史はとても感じが良く、親身になって話を聞いてくださり、頼もしい印象でこの方にお任せしたらうまく行きそうな予感がしました。

それ以来、電話やメールでの連絡がほとんどですが、離婚調停前や大事な資料の受け渡しなどの打ち合わせの時は直接M女史の事務所を訪ねて面会して打ち合わせをするスタイルとなりました。

2018年3月下旬にM女史と初アポ

   5月中旬 裁判所で離婚調停

   6月上旬 調停結果

   8月   ジョーカーが上告していることが判明

   9月   2回目の離婚調停は上級裁判所になり管轄の地域が変わるので弁護士も変えなくてはならない。M女史が同僚のB女史を紹介してくれた。

 

2回目の裁判がいつあるのかまだ詳細は分かっていません。

しかし、ジョーカーが今でも嫌がらせしてきたりいろいろな問題が生じているので今でもM女史とは頻繁に連絡を取り相談しています。

 

離婚は長期戦です。

 

信頼できる弁護士さんに巡り会えるかどうかも大事な要素です。