フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

義姉の心変わり

離婚の話になるまで会ったこともなかった義姉でした。

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japonhanako.hatenablog.com

 

ところがその態度が180度変わる出来事が昨年末に起きました。今までジョーカー側だった義姉が急に私側についたのです。

 

昨年12月のある日曜の午後、娘と自宅で過ごしていたら急に玄関のベルが鳴りました。ドアを開けたら義姉とその16歳の息子が立っていました。今まで私のことなど全く知らなかったのに昨年3月の初対面時から敵対心むき出しにしてきた人たち。

今度は何の嫌がらせをするのかと構えていたら

『華子、ごめんなさい。あなたのことを知らなかったのに今まで嫌がらせをしてしまい本当に申し訳ないと思っている。

弟ジョーカーはもう私達とは連絡を取らないと言っているの。そうなると息子とあなたの娘はいとこ同士なのに会えなくなってしまう。それは子供達にとってかわいそうだからこれからあなたを通して連絡をとっていきたいの。』

 

私の頭に浮かんだことは、もしかしてこれはジョーカーの作戦でわざと義姉に謝罪させて仲良くなるふりをしてスパイとして私の生活を探ろうとしているのではないのか?怪しいのですぐに信用するのはやめておこう。でも様子を見てみよう。

 

私『突然、今更何なのですか? 今まで散々嫌がらせしてきて急に謝罪されても信用できません。ジョーカーのせいで今までこちらの生活で娘がこちらの親戚と交流する機会がなかったけれどいとこ同士これから交流が続くのは良いことだと思います。あなた方のことを信用できるまで時間はかかると思いますが娘のことを考えて謝罪を受け入れたいと思います。』

 

義姉『ありがとう。正直ドアも開けてもらえないんじゃないかと思っていたけど話を聞いてくれてありがとう。信頼を取り戻すまで時間がかかるかもしれないけれど私たちはこれから誠意を示して信用回復するように努めるのでこれからよろしくお願いします。』

と泣きながら訴え私の娘にクリスマスプレゼントを渡してきたのでした。

 

どうして急に姉弟間で険悪になったのか聞いたら本当に些細なことでした。ジョーカーはもともと義姉と縁を切っていて私との離婚で義姉を洗脳し私という共通の敵を作ることで仲直りし結束を固めたようですが所詮は一度切れた縁、些細な口論でジョーカーから絶交絶縁を切り出したようです。

 

義姉の16歳の息子は昨年の3月に初めて私の娘5歳と会って以来、妹のように可愛がっていたそうでジョーカーと縁が切れるといとこ同士会う機会がなくなってしまうのでかなりショックを受けていたようです。そこで私に謝罪をしてこれからもいとこ同士の交流を続けたいということでした。

 

義姉は私たちのところから車で3時間ほどのところに住んでいますが12月以来、月1のペースで日帰りで私たちを訪ねてきています。娘はいとこや叔母に会えるので大喜びです。

 

しかし、油断はせずに様子を見ていきたいと思います。