フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

仮滞在許可証が発行されました!

先日、弁護士J氏から連絡があり私に滞在許可証が発行されるということでした。

移民局から弁護士J氏に手紙が届いたようで主な内容は

"ジャポン華子は離婚によってEU国籍者の配偶者ではなくなったが、フランスで生まれた子供の親権と監護権を持ち、無職だが元夫から生活費と養育費として毎月収入があるとみなされるので例外的に滞在許可証を与えることを認める。パスポート顔写真3枚と返信用封筒を持参して移民局に手続きに来るように"

 

翌日に弁護士J氏が同行して下さり移民局に行ってきました。

顔写真3枚と返信用封筒を提出し、指紋を採られ数分後に仮滞在許可証を発行してもらいました。期限は今年の6月まで。6月までに正式な滞在許可証が発行される予定です。どれくらいの期間の滞在許可証がもらえるかは窓口のスタッフにも弁護士さんにもわからないそうです。あとは移民局のお偉いさんの判断次第。

とにかくこれで不法滞在状態ではなくなり、フランス国外にも自由に行けるし、職安の登録や生活保護を受ける権利も復活します。

断念していた日本往きも希望が持てるようになったので現在

離婚弁護士B女史とM女史に日本の家族に会いに行けるように最終確認しているところです。

 

この3ヶ月半、不法滞在状態でいつまでこの状況が続くのか先も見えずかなり不安な毎日で気が張っていました。

無事に仮滞在許可証を受け取り安堵し、ホッとしたのかどっと疲れが出て昨日は熱が出て寝込んでしまいました。

今日は復活し人間としての当たり前の権利を取り戻せた嬉しさがじわじわ込み上げてきたのでした。