フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

外出禁止令中の救世主

 前回の記事⬇︎の続きです

japonhanako.hatenablog.com

  

勤務先も3月半ばに閉鎖され、3月末の収入がわずかしか無く補償が振り込まれる4月下旬までの約1ヶ月間は経済的に苦しかったです。

そんな中、救世主が現れました。

 

女性センターの方々です。

 

離婚の件で2年前からずっとお世話になっています。

4月上旬にスタッフから電話があり、

「外出禁止になってから困っていることはないか。まとめて買い出しに行くので必要な食材、衛生品2週間分をリストに書き出してメールしてね。」

ということでした。

困っていることをこちらからは話していませんでしたが女性センターに相談しに来た女性一人一人を気にかけて声を掛けてくださったのだと思います。離婚の件以外でも気にかけてくださって本当に嬉しかったです。

野菜、果物、肉などを最低限必要なものをリストに書いてメールしたら返信があり

「いやいや、これだと2週間持たないわよ!遠慮せずにもっと書いて!娘さんはお菓子や文房具も必要なんじゃないの? 追加して書いてね」

と。こんなに親切すぎるボランティア団体があるのでしょうか。

 

そして翌日にリストに書いた品物を購入してわざわざ自宅まで届けてくださったのでした。ちょうどイースター期間でもあり娘にうさぎやたまご型のチョコレートもプレゼントで頂きました。

 

2週間後にまた連絡があり同じように2回目の買い出しに行ってくださいました。

 

本日、再度連絡があり必要なものをリストアップするようにと言われましたが給与補償が100%振り込まれ今月の経済的な心配は無くなったのでその趣旨とお礼をお伝えして援助はお断りさせていただきました。

 

この女性センターの方々の親切に今回も精神的にも経済的にも救われました。

この方々のおかげでフランスで頑張って生きていこうと思えるのです。