フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

どうやって仕事を探したか

1年前から Pôle emploi (日本のハローワークのような機関)に登録し時々スタッフの方と面談しどんな仕事が向いているかサーチしたりしていました。私は大学も仕事も日本でしか経験がないのでフランスの学校を卒業してフランスで働いた経験を前提とした求人にはほぼ当てはまらず苦戦していました。

フランス語での履歴書やカバーレターの書き方もきちんと習っていないので  pôle emploi で履歴書の書き方を教えてもらえる講座はありますかと尋ねたら月に2回開催されているそうで7月に受講しました。

1日ぽっきりの終日コースで午前中は履歴書、午後はモチベーションレターの書き方を教わりました。その日の参加者は約10名。インストラクターがパワーポイントを使っておしえてくれます。

Pôle emploiのサイトで履歴書作成ソフトがあるので自分の経歴を入力して登録しておけばいつでも取り出し可能です。フォームやデザインも選択肢豊富なので職種によって毎回異なったデザインを作成可能です。

モチベーションレターはおおまかなひな形はあるものの人それぞれ経歴が異なるので自分オリジナルの内容を考える必要があります。しかも応募する職種によって内容も毎回変えなければなりません。私はフランス語に自信がないのでフランス人の知り合いにお願いして一緒に考えてもらいました。フランス人みんなが文章が得意とは限らないのでフランス語の先生や人生経験が豊富な方にお願いしました。


そしていざ職探しです。

Pôle emploiのサイトはもちろん Indeedなどのサイトに登録し住んでいる町の近辺で求人がないか探したり、興味がある会社に直接問い合わせて履歴書を送ったりしました。

職探しで私の中で譲れなかった条件は

1: 娘との時間がある程度取れる労働時間やシフトであること

2:CDI (無期限雇用契約)であること

来年滞在許可証の更新があるのでCDI契約で働いているという実績があれば更新もスムーズ。

社会的信用も厚い。


面接

履歴書とモチベーションレターを送った後、企業側から電話がかかってきて面接日を指定される、または選ぶ。面接で心がけたことは

1: 繕わずに普段の自分をみてもらう。

2:現実的な質問事項は仕事が始まって後悔しないようにその場で聞いて確認しておく

例えば、娘は学校が毎週水曜日にお休みなので毎週水曜日にお休みをいただけるかどうか。

具体的な給与額。もし採用となった場合は仕事が始まる前までに何を用意しておくべきか。


通知

同時に2社から採用通知をいただきましたが

お断りする方にも丁寧に対応。今でもそちらの採用担当者とは交流があります。

逆に不採用通知をいただいた時は何が理由だったのかを尋ねました。私と企業側で希望する時間帯や勤務日が合わなかったのが原因でした。



仕事を始めてこれからの新たな目標が二つできました。その目標を達成できるように心と身体の健康に気を付けて過ごしていきたいと思います。