フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

なぜ滞在許可証の件でもつれたのか

前回からの続きで、なぜこういう結果になったのか。

今年フランスに来て3回目の滞在許可証更新の手続きをしました。

  • 1回目2012年 結婚してから申請。1年ビザ発行される
  • 2回目2013年 更新手続き。4年ビザ発行される
  • 3回目2018年 更新手続き。←ここ

本来なら今年は10年ビザが発行される予定でした。

今年2月に更新手続きをして移民局からの手紙が来るのを待っていました。新しい許可証が届くまでは紙の仮滞在許可証が発行され所持しなければなりません。ちょうど待っている間に離婚騒動になり、別居後にどうやら夫ジョーカーの住所に届いたようなのです。(住所変更したにも関わらず)しかしモラハラ夫はその手紙を私に知らせずに捨ててしまったのです。そんなこととは知らない私は仮滞在許可証の期限が切れる9月まで待ち続けます。移民局に手紙が届かないとメールしたら6月にすでに郵送していると返事が来たので旧住所に届いていたことがわかりました。9月に仮滞在許可証の期限が切れさらに再更新の手続きに移民局へ行きました。その際に離婚調停での判決文と新住所を証明する水道、ガス料金の請求書も提出しました。また12月までの仮滞在許可証が発行され待たされます。

今回もなかなか届かないと待っていたら11月中旬に移民局から手紙が届き期待していなかった内容が書かれていました。

 

離婚でEU国籍者の配偶者ではなくなったのでこれ以上フランスに滞在することはできません。母国に帰ってください。

しかも9月に一度その手紙は送られてきたようですが移民局のミスでまた旧住所に送られていました。ジョーカーはもちろん届いたことは私に知らせていません。

 

え!まだ離婚も成立していないし、2回目の調停もあるのに。

母国に帰りたいけど帰れない状況なのに!

娘はフランスで生まれフランスの学校に通っていて私と住んでいるのになぜ?

 

頭の中が真っ白になりました。

 

離婚裁判が終わってない=終わるまでフランスに留まらなければならない

でもフランスから出ていけってどういうこと?

 

裁判所と移民局の言い分が矛盾しています。

 

それで人権問題に強い弁護士さんにお願いして上告したのです。今はその結果を待つのみです。

 

ジョーカーの嫌がらせと移民局のミスで本来ならしなくてもいい手間と時間とお金を使うことになりました。

 

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