フランスに閉じ込められた

国際離婚で地獄を見た女の話

ママ同士の助け合い

知り合い、友人が一人も居ないこの村に住み始めた当初は本当に辛かったです。私はフランス語もゼロの状態。モラハラ元夫もフランス語全くダメ。育児に協力的ではなかったので病院、託児所、幼稚園、その他全ての手続きは全て私が一人で進めていかねばなりませんでした。ジョーカーの病院や銀行の予約をするのも私の役目。もともとフランスに興味があって住み始めたわけでは無いのでフランス語の習得もものすごく時間がかかり今も苦戦しています、、、

 

しかしこの村に住んでいて良かったと思うことは素敵な仲間に巡り会えたこと。特に娘を通して知り合い仲良くなったママ友達。国籍は様々で皆近くに家族や親戚がいるわけでは無いので自然とお互いに助け合うようになりました。例えば幼稚園の送迎を交代で行ったり、日替わりで子供を自宅で遊ばせたり、子供を連れていけない用事がある時に子供を預け合ったり。子供同士気が合うと親同士も自然と気が合ってお互いに遠慮なく頼み事ができる関係で居られるのが心地いいです。娘は一人っ子なのでお友達のお家を往き来して子供同士遊ぶ中で社会性を身につけられるし有難いです。

今日は朝7時に女の子二人がうちに朝食にやってきました。(両親が共働きで双方とも早朝に仕事に行かないといけない日は女の子たちがうちにきて朝食を一緒に食べ学校に送ります。)娘より年上の子たちなので娘にとってはお姉ちゃんのような存在です。そして昼食は毎日娘を幼稚園に迎えに行き自宅で昼食を食べさせるのですが今週は同じクラスの女の子のママが用事があるので私がその子もピックアップし一緒に昼食を食べ、幼稚園午後の部に送り夕方迎えに行きます。そしてママが迎えに来るまで娘とその子は私の自宅で一緒に遊びます。

逆に私も娘を預かってもらうこともあるので本当に助かります。

昨年から泥沼離婚劇が続いていますが娘も私もこの村で良い人間関係に恵まれたことは幸せなことです。